『The Jubilee Cycle』三部作

『The Jubilee Cycle』三部作

『The Jubilee Cycle』三部作

第一作『Cash Crash Jubilee』
book cover of novel Cash Crash Jubilee

人間のあらゆる行為が企業の所有する知的財産となり、 誰が何をするにも使用料が発生してしまう近未来の東京。剣崎亜文は、行為取引市場に何ら疑問を持つことなく、破産した国民を逮捕し追放する清算人を生業としていた。ヨベルという行った覚えもないアクションが自分の明細表に現れるまでは… あらすじを読む

第二作『The Naked World』

ネットワークから切断された亜文は、貧困に喘ぐ銀行死亡者で溢れかえる迷路に迷い込み、自らも共同生活を余儀なくされる。救援活動を装いながら困窮者を搾取する慈善企業体の支配する収容所を開放すべく、亜文は真の人道団体を味方に付け、かつて擁護していた社会に渦巻く陰謀を暴く...あらすじを読む

終刊『A Diamond Dream 』
book cover of novel A Diamond Dream

亜文は史上初の金融再来を果たすが、アクションの所有権を握る企業支配者たちの罠に嵌る。資本主義の限界を突破し、その先で新たな未来を切り開かなければならない。そう確信した亜文と仲間たちは、市場に囚われた人類のために世界覇権を奪回できるのか?はたして本当の自由をもたらせるのか?… あらすじを読む

第一作『Cash Crash Jubilee』

第一作『Cash Crash Jubilee』

book cover of novel Cash Crash Jubilee

人間のあらゆる行為が企業の所有する知的財産となり、 誰が何をするにも使用料が発生してしまう近未来の東京。剣崎亜文は、行為取引市場に何ら疑問を持つことなく、破産した国民を逮捕し追放する清算人を生業としていた。ヨベルという行った覚えもないアクションが自分の明細表に現れるまでは… あらすじを読む

第二作『The Naked World』

第二作『The Naked World』

ネットワークから切断された亜文は、貧困に喘ぐ銀行死亡者で溢れかえる迷路に迷い込み、自らも共同生活を余儀なくされる。救援活動を装いながら困窮者を搾取する慈善企業体の支配する収容所を開放すべく、亜文は真の人道団体を味方に付け、かつて擁護していた社会に渦巻く陰謀を暴く...あらすじを読む

終刊『A Diamond Dream 』

終刊『A Diamond Dream 』
book cover for novel  A Diamond Dream, final book of the Jubilee Cycle trilogy

亜文は史上初の金融再来を果たすが、アクションの所有権を握る企業支配者たちの罠に嵌る。資本主義の限界を突破し、その先で新たな未来を切り開かなければならない。そう確信した亜文と仲間たちは、市場に囚われた人類のために世界覇権を奪回できるのか?はたして本当の自由をもたらせるのか?… 続きを読む

Eli K.P. William

profile photo of Eli K.P. William, standing in a black sweater against a red brick wallイーライ・K・P・ウィリアム(Eli K.P. William)は、カナダ生まれ、日本在住の作家。 日本SF作家クラブでは英語長編小説を執筆する唯一の会員。著書に、近未来の東京を舞台にした『The Jubilee Cycle』三部作がある。また、読売文学賞受賞作品『ある男』(著:平野啓一郎)の英語版『A Man』など、文芸翻訳も手がける。その他『Monkey』、『すばる』、『Granta』、『SF Prologue Wave』などに、翻訳やエッセイ、書評、短編小説を寄稿。現在、未来のコミュニケーションをキーワードとした長編小説と、日本SF通史の英語本を執筆中。

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